感想「村上朝日堂の逆襲」村上春樹 安西水丸

本の概要

この本は1986年に刊行され、1989年に文庫化、2006年の19刷で改版となっているようです。

購入時期・再読回数

私が所有しているのもは2007年の20刷なので、買ったのもそれくらいだと思います。

再読回数は3回~4回くらいかな?

しかし、本の感想を書いてきて思うのですが、書店で購入した本って、いつ買ったのか覚えていないんですよね。最近買った本や、アマゾンで購入した本はわかるんですけれどね。

あらすじ

エッセイなので、あらすじはありません。

感想

この本はなんといっても表紙が最高ですね。インディー・ジョーンズなのでしょうか?

前巻はエッセイが基本2ページでしたが、今回はもう少し長くなっています。前巻のシンプルさも良かったのですが、読み応えという点では今作も良いですよ。

今回も、いくつか気に入ったエッセイを紹介します。

「何故私は床屋が好きなのか」

当時は床屋が好きだったみたいですね。確か、村上春樹氏が言うところの男の子の条件に床屋に行くというのがあった気がします。確か今はもう美容院派になっていると記憶しているのですが。

「自動車について」

今ではにわかに信じがたい話ですが、当時は運転しない、自動車にも興味が持てないといったスタンスだったことがわかります。「1973年のピンボール」での車の描写が印象に残っていたので、これを読んだときは意外でした。

「間違いについて」

人間は必ず間違いをする、と語っています。その通りですね。考えるまでも無く当たり前のことです。最近は間違いを認めない空気が蔓延していますが、放っとけばいいんですよ(笑)。

「夏の終わり」

前巻の「夏について」のアンサーのような感じがします。夏の終わりがちゃんと切なくなる私もまだきっと捨てたものではない、と思いたい・・・(笑)

「批評の味わい方」

これはブログで書いている方も一読する価値があるかと思います。「馬糞が詰まった小屋」という比喩は言い得て妙ですよ。
こうやって私の文章を読んでくれる方もいれば、きっと気に入らないと思う方もいると思います。
それは悪いことでは無く、いろいろな人がいるからこそ、だと思うんですよね。

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