感想「村上朝日堂 はいほー!」村上春樹

本の概要

村上朝日堂シリーズ3作目です。同じ村上朝日堂シリーズですが、なぜ安西水丸さんの名前が無いのか・・・?イラストは描かれているのですが。

この本は1989年に刊行され、1992年に文庫化されています。私が所有しているのは2002年の20刷となっていますね。

購入時期・再読回数

買ったのは2007~2008位だと思ういます。

再読回数は3回~4回くらいかな?

あらすじ

エッセイなので、あらすじはありません。

感想

今回も、気にいったエッセイを紹介します。

「青春と呼ばれる心的状況の終わりについて」

これは、凄く良いですよ。この内容だけで物語になりそうなくらい濃いエッセイです。そしてそういった精神的状況が非常によく理解できます。

これがよく理解できるということは、私も青春と呼ばれる心的状況が終わっているということですね・・・(大笑)。知っていましたが。

「ジム・モリソンのための「ソウル・キッチン」」

古いロックが好きな方なら、ドアーズの「ハートに火をつけて」は聴かれたことがあると思います。私も良く聴いていました。

村上春樹氏のドアーズ愛が文章になっています。ドアーズのあの歌を聴けば、いわんとしていることは伝わります。思わず歌いだしたくなりますね、ライト・マイ・ファイア・・・と。

ドアーズが好きな方で村上春樹氏のアンチでなければ、是非呼んで頂きたいです。

「無人島の辞書」

もし、の話ですが、面白いです。辞書を持って行くという発想が、私には出来ないですね。

私がもし無人島に一冊だけ本を持って行けるのであれば、問答無用で「ライ麦畑でつかまえて」を選びます。

「『スペースシップ』号の光と影」

ピンボール小説である「1973年のピンボール」が読みたくなります。このエッセイ達を読んだら読むと思います。

「貧乏はどこに行ったのか?」

2018年にこれを読むといろいろと考えることがあります。これからどうなっていくのでしょうね。私はちょっとでも希望があれば、それで良いと思っていますが。

しかしエッセイばかり読んでいると物語が非常に恋しくなります。エッセイって、悪くはないのですけれど、やっぱりちょっと足りないんですよね。

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村上春樹
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あとがきは読まない