感想「きみのためにできること」村山由佳

本の概要

この本は1996年に刊行され、1998年に文庫化されました。1999年に映画化もされています。

高校生だった2001年に私が購入した文庫本は、映画の主演を務める柏原崇さんが表紙になっていました。当時、映画版もVHSをレンタルして見ました。原作とはだいぶテイストが違いますが、登場人物の機微が伝わってきて面白かったですよ。

購入時期・再読回数

今回私が読んだ本は2010年くらいに再度購入した本です。表紙がシンプルな表紙に変更になっています。2007年の20刷のものでした。

再読回数は今回で4回目くらいですね。

あらすじ

この物語は、実家のある房総にいる彼女と、仕事で知り合った女優とのあいだで揺れ動く若い青年の主人公の話です。言葉にするとそれだけなんです。しかしその主人公の心の動きが手に取るかのように読者に伝わってきて、非常にどぎまぎします。

感想

村山由佳さんは私の高校生活の読書ライフそのものです。忘れもしない2001年の夏休み、村山由佳さんの「キスまでの距離」を読んで「本ってこんなに面白いんだ!」となり、今に至るわけです。

2003年くらいかな?村山由佳さんが直木賞を受賞したあたりから疎遠になっていましたが、2010年くらいにもう一度読んでみようと思い直し、この本を再度購入しました(1冊は実家にあります)。だからこの本は2冊持っています・・・

最近の作品は読んでいないのですが、買って読んでみようと思います。読んだらもちろんここに感想を書きますね。

主人公の行動が、自分にとって理解できるシーンがたくさんあります。たぶん自分でもこうするだろうな、と思えることがたくさんあるんですね。

二人の女性を追いかけますが、浮気小説ではないですよ。もっと心情の物語というか・・・まあでも浮気になるのかな・・・まだプラトニックな話で、さらっとしていますが。

主人公がこれから先自分の将来と彼女との間でも悩むだろうけれど、おそらく自分の道を見つけられるだろう、というところで話は終わります。

高校生だったころ、これを読んでよかったなあと思いましたね。本というか物語にずっと触れてこられたのは、村山由佳さんの瑞々しい青春小説で物語の面白さを知ったのがベースになっているのは間違いありません。あとは恩田陸さんかな。当時はこの二人が私の文学アイドルでした。

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村山由佳
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あとがきは読まない