感想「冷蔵庫を抱きしめて」荻原浩

本の概要

この本は2015年に刊行され、2017年に文庫化されました。荻原浩さんの短編集です。

購入時期・再読回数

文庫化されすぐに購入しました。2017年10月でしたね。

再読回数は2回になります。

あらすじ

短編集なので、あらすじと感想を事項で一緒に書きたいと思います。

感想

いつくか気に入った短編のあらすじと感想を書きます。

「ヒット・アンド・アウェイ」

幼い子供を持つ母親が、新しく付き合った男はDV男でした。そしてその男から自分と娘を守るために母親が始めたことは「ボクシング」だったのです。

この話は、読んでいて結構つらいですね、正直な話…。でも、最後まで読んで頂きたい短編ですね。読んでいて溜まる鬱憤が、最後にきれいさっぱり無くなります。

この主人公の女性は、現状を変える力があったということだと思います。

「アナザーフェイス」

荻原浩さんの短編ではおなじみの、少し恐ろしい話です。

SNSやブログをやっている若者が主人公です。彼は自分の知らないうちに、自分の偽物(らしき人物)が行動をしていることをブログを通して知ります。そして…

想像すると少し怖いと思いませんか?ラストもかなり恐ろしい感じで物語は終わります。

「エンドロールは最後まで」

三十八歳の女性が主人公です。映画帰りに牛丼屋に寄った主人公ですが、そこで同じ映画を見ていた男性と知り合います。どうもその男性は嘘をついているようなので、その真相を確かめようと行動します。

物語の中で、彼女はいろいろと葛藤しますが、最終的には彼女は彼のことを理解しようとして、彼の夢を一緒に追うと決心します。たとえそれが過ちだったとしても、エンドロールは最後まで見ると彼女は決めました。

かなり色々なバリエーションの短編が入っていますが、希望があるこの短編を最後に読むと、この短編集がきっと好きになると思います。

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荻原浩
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あとがきは読まない