感想「噂」荻原浩

本の概要

この本は2001年に刊行され、2006年に文庫化されました。文庫化にあたり加筆・修正があったとのことですが、ちょっと文庫になる期間長いですよね(笑)

個人的な希望としては、二年くらいで文庫化してもらいたなあ・・・というのが本音ですね。

購入時期・再読回数

私の所有している本は2010年の十八刷となっているので、購入は2011年か2012年くらいかなぁ?

再読回数は5回くらいだと思います。

あらすじ

新商品のモニター会で、企業が商品を売るために「噂」を広めます。その「噂」には殺人事件を絡めてしまい、実際にその「噂」の通り殺人事件が起きてしまいます。

感想

始めに言っておきますが、もし不愉快な気分になりたくない、幸せな結末しか受け入れられないというのであればこの本は全くおすすめできません。

ストーリーは見事です。読んでいて次々殺人事件が起きますが、次はどうなるのだろうか、といった展開の連続で、最後はまさか犯人があの人とは・・・といった感じで、かなりどんでん返しが待っています。

この犯人に繋がる展開も見事の一言なんですよね。主人公のおっさん刑事と、相棒の未亡人の若い刑事。最初はおっさん刑事は相棒のことをどうかな?といった態度で接するのですが、だんだんと信頼してくる。そういった各々の登場人物の動きもまた楽しいです。

ただ、人が殺されるシーンが結構あって、その殺された人たちの関係者も出てくるんですよ。これはこういう話だと知っていないとちょっと読み続けるのは辛いかもしれませんね。

私もこの話が大好きか?と問われれば疑問ですが、内容はとても面白いです。だから再読回数もそこそこあると思うんですよ。

個人的には、この刑事たちにはこれからが待っていると思いたいのですが、最後の最後でまたとんでもないシーンがあるんですね。

これはちょっと・・・いや、かなり衝撃だと思います。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、最後まで読み続けられたら「え?」となることは間違いないです。

こういう結末ですが、この本は面白いです。ただし、好みは分かれると思います。

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荻原浩
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あとがきは読まない