感想「ラムネゲッツガール ~僕らは笑う花が好き~」大石塔子

本の概要

この作品は、小説投稿サイトの「小説家になろう」で公開されている作品です。

(リンク)

※リンクをクリックされると「小説家になろう」が提供するウェブページに移動します。

上記リンクのサイトで概要を確認すると2018年の9月から2019年3月にかけて投稿となっています。完結したばかりですね!2019年4月現在、大石塔子さんの最新作となっていますが、こちらの作品には、ベースとなった作品があり、そちらの大幅加筆・修正版となっております。ベースとなった作品(「僕らは笑う花が好き」という作品です)も、私はKindleに入れてありますが、こちらも今度読んでみたいと思います。

購入時期・再読回数

この作品は無料で公開されているため、購入はしていません。Kindleに入れたのは2019年3月25日になります。

今回初読になりますが、こちらの作品も非常に良かったですねぇ……近いうちにまた、再読したいなぁと思っています。

あらすじ

上記のリンクに、作者様ご本人の書かれた立派なあらすじがありますので、私のは短めに。

二人の少女が、モニターとして配られたサプリメントを回収する前半、そして、その少女二人の保護者的役割の男性の過去と、サプリメント会社に勤務する女性との過去。絡み合った過去を解くために協力する人々のお話です。

感想

このお話は、二人の少女が薬を回収する前半と、全員で協力して事件を解決する為に動く後半に分かれます。前半と後半で、物語の感じが変わり、お話が大きく動きますが、根底に流れる一本の線はまったく動くことは無く、しっかりとした物語を楽しめます。

前半の緊張感と、後半の緊張感では種類が違います。どちらもこの作品を構成するものとして必要不可欠で、前半は、いろいろな意味でこれ、大丈夫か?と不安になりますが(特に二人の保護者的立場の登場人物や、後に協力者になる花屋のアルバイト君ですね……)きちんと伏線回収されますので、不要な心配でした。

中盤で、前半の話は解決します。そして後半です。

後半、特に終盤はかなりスリリングな展開で、読んでいて非常に緊張しましたね。どうなるのか気になって夢中で物語を追いました。

最終話がまた素晴らしく、問題が解決し、物語はエンディングを迎えます。この最終話が凄く良いですね……これからも、大変なことはあるのだろうけれど、希望をもって最後を迎えると言うか……未来に繋がっていくのだろうな、という最終話です。

最後にエピローグ。

短いページなのですが、本当に、「これ読んで良かった!」と思えるものになっております。採取話からエピローグまでの間、きっとこの物語の登場人物たちにはいろいろなことがあったと思うんです。でも、最後の最後でこうきたか!と思わせる作者の物語を作る力は素晴らしいと思います。非常に勉強になりましたね。

大石塔子さんの作品というのは、どの作品も、登場人物たちが愛おしいんです。正しいこと……というか、登場人物たちが考える正しいことというのを実行できる力を持っていて、そこに触れることによって、我々読者は力を貰えるんですね。だからいつも暖かい気持ちになります。

本当に、この作家さんと出会えて良かった、と心から思います。

素晴らしい物語をどうも有り難うございました。また作品を読みたいと思います。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村