感想「クイーン達を救い賜え」大石塔子

本の概要

この作品は、小説投稿サイトの「小説家になろう」で公開されている作品です。

(リンク)

※リンクをクリックされると「小説家になろう」が提供するウェブページに移動します。

サイトで概要を確認すると、2015年の5月に公開されています。大石塔子さんの作品としては初期の作品になりますね。この時の作品から、物語の面白さは十分味わえると思います。

購入時期・再読回数

この作品は無料で公開されているため、購入はしていません。Kindleに入れたのは2018年11月27日になります。

今回が初読になります。これももう一度読みたいですね。面白いですよ。

あらすじ

上記のリンクに、作者様ご本人の書かれた立派なあらすじがありますので、私のは短めに。

主人公であるお坊さんの青年が、高校生の知り合いからあることを頼まれます。そこには過去の事件から続く謎が関係しているのですが、骨董屋を営んでいる渋い女性と主人公であるお坊さんが協力して、謎を解き明かす・・・という物語です。

感想

大石塔子さんの作品を読んでいつも思うのは、ストーリーもさることながら、キャラクターが魅力的なんですよね。

この主人公のお坊さんも、純な青年として非常に魅力的に書かれています。彼もきちんと活躍するあたり、物語の主人公としての役割を果たしていると思います。

彼が主人公だからこそ、少し暗めの雰囲気を持つこの物語に明るさがあると思いますね。決まる場面は少ないかもしれませんが、なかなか格好良いですよ、彼。

相棒(?)である骨董屋(正確には違うのですが、便宜的にそう言わせて頂きます)の女性。彼女もまた魅力的ですね。セリフから彼女がどういった女性で、どういう性格なのか読者に伝わってきます。私は彼女がお気に入りですね。

他にも、いろいろな人物が登場しますが、彼らの抱えた謎が物語を一層魅力的にしています。これはなんだろう、と思うことが、より深く物語に入り込む要素になっています。

第11部分から、かなり物語が動き出します。ここで今まで分からなかったことが解明されていきます。このあたりの展開もスリリングでグッときます。

大石塔子さんの作品を読み終わるといつも思うのですが、事件が終わった後のエピローグの内容がとっても素敵です。事件の余韻を引きずりつつ、新しいステージにあがっているキャラクター達を見ると、微笑ましいというか、安堵というか・・・凄くシンプルに、「良かったね」って読者が思えるんですよ。

これは物語として良き物語なのだな、といつも思います。

こういった「良き物語」がもっともっと広がっていって欲しいですね。ささやかな一読者として、心からそう思います。

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大石塔子
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あとがきは読まない