感想「俺はバイクと放課後に 伊豆半島耐寒温泉ツーリング」菅沼拓三

本の概要

この本は過去に紹介した本の第3巻目になります。2018年1月に文庫の書き下ろしとして刊行されました。2018年11月現在、第4巻はまだ出ていません。

 

(以下の文ははてなブログ時代のMoment’s Noticeというブログの当時のことです。当時はこの「俺はバイクと放課後に」シリーズの感想が人気記事でした。

ちなみに本日(2018/10/14)現在、このブログで一番アクセスが多い記事が第1巻の「俺はバイクと放課後に 走り納め川原湯温泉」です。しかし、他の人気記事はすべてカメラ関連になってしまいました・・・(笑))

 

購入時期・再読回数

2018年8月に購入し、今回が初読になります。

あらすじ

今回も、前巻、前々巻と同じで、バイクに乗って温泉ツーリングに行く話です。1巻から比べると、もの凄い物語が動いています。1巻は本当に、バイク、温泉、仲間でしたからね。シンプルだけど、ちゃんと良さがありました。2巻、3巻がつまらないという訳では無いですよ。バイク小説って少ないので、バイクと小説が好きなら是非読んで頂きたいですね(余談ですが、バイク小説って少ないですよね。他には片岡義男さんぐらいしか読んだことがありません)。

しかし、話が続いていくと、どうしても物語を動かし続けていく必要があると思いますので、だんだん複雑になってしまいますよね。ここが続き物の難しさだと思いますね。読者としては続編は読みたい、という思いは必ずありますからね。

今回は、主人公達の学校に海外からの留学生が来るという話になっています。言うまでも無いですが、その留学生達もバイクに乗ります。温泉に行きます。それだけでは無くて、2巻のときにあった色恋沙汰が、ようやく主人公の身にも降りかかってきます。物語としては、この3巻が一番の山場だと思いますね。

しかし、主人公は別の問題を抱えていて(それを仲間から指摘されたのは2巻のラストだったかな?)、それをどうすれば良いのか考えているんですね。個人的には、主人公はこのままでいて欲しいのですが(このままでいて欲しい、というのは、彼の良さをきちんと活かし続けていって欲しいという意味です)、彼もきっと大人になるために試行錯誤しているのだと思います。いつまでも青春を続けるわけにはいかないときっと彼は分かっているのだと思います。だからこそ彼らはこんなにもバイクに乗ることに一所懸命なのかもしれませんね。

最初に書いたとおり、現在このシリーズは3巻で終わっています。作者のツイッターを拝見すると、この後が続くかどうかは売れ行き次第とのことなので、このブログがわずかでもそれに貢献して頂ければ嬉しいですね。

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菅沼拓三
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あとがきは読まない